ブドウ糖、麦芽糖などに水素を加えて還元したものを一般的に糖アルコールといいます。
キシリトールもその一種で、ベリー類やプラム、カリフラワー、あるいは白樺や樫などの広葉樹などに多く含まれる甘味炭水化物です。
糖アルコールの中では最も甘く、砂糖と同じと言われています。砂糖の約75%のカロリー!という特徴を持っています。また溶解時に吸熱反応(砂糖の8倍)が起こるので口の中で冷涼感が得られるのも一つの特徴です。
キシリトールはFAO(世界食料農業機関)/WHO(世界保健機関)合同の規格委員会より、「1日の許容摂取量を限定せず」という最も安全性の高いカテゴリーとして評価されている食品添加物です。
医療の現場では、キシリトールはインシュリンに影響を与えないため、糖分の摂取をコントロールする必要がある糖尿病の患者さんの点滴にも以前から使われていました。
まれに、過剰摂取(1日にキシリトール量20~30g以上)で下痢が起こりやすくなることがあります。この場合は量を減らすか、摂取を一時中止したほうがよいでしょう。
また、虫歯ができるのを予防する効果もあるので毎日の歯磨きに加えてガムやタブレットをとることは虫歯予防にもなります!
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