電動歯ブラシは電気屋さんに行くとたくさんの種類があって、よく分からない。
歯医者さんに聞くと、「手磨きが一番」と言われる。
興味はあるけど…なかなか購入に至らない人も多いと思います。
ちなみに私は歯科医師ですが、電動歯ブラシ使用しています!
電動歯ブラシは上手く使えば短時間で歯が綺麗になるのでおすすめです。
それでは、現役歯科医師が電動歯ブラシのポイントと注意点について説明していきます。あなたにぴったりの電動歯ブラシを一緒に探しましょう!
電動歯ブラシの良い点は、手磨き用歯ブラシに比べて
「歯の汚れや歯垢の取れるスピードが早い」
「歯垢の除去効果が高い」→「歯がツルツルになる」
「はぐきのマッサージ効果が期待できる」
ただし、振動数の低いものだと充分な効果は得られません。
振動数が高いものは、「音波式」「超音波式」電動歯ブラシです
・細かい歯ブラシ操作が難しい人
子ども
麻痺のある人
不器用、めんどくさいって人も!
・ブラッシング圧が弱い人、強すぎる人
適切なブラッシング圧で磨いてくれます
・矯正歯科治療中の人
ブラケットまわりは磨きにくく矯正中はむし歯のリスクが上がります
・歯周病治療の人
手用歯ブラシよりもポケットの中までプラークを取ることができます
ただし外科治療後は控えましょう
・歯のツルツル感を実感したい人
劇的にツルツルします! 製品にもよりますが・・・
・虫歯や歯周病になりやすい、または絶対になりたくない人
毎日の歯みがきは虫歯・歯周病予防の基本です
・忙しくて歯みがきに時間をかけられない人
短い時間できれいに磨くことができます
・身体障害者
細かい動きができない方の場合、電動歯ブラシが代わりに動いてくれることでキレイに磨くことができます
・口腔ケアの必要な介護者
なかなかお口の中は暗くて、歯ブラシをしてあげるのが難しいような場合にも有効です
私は、「歯がざらざらするなあ」と思った時に、普通の歯ブラシのあと電動歯ブラシを使用しています。
歯医者さんになる以前は、研磨剤入りの歯磨き粉をつけてゴシゴシみがいていました。
これは実は逆効果で、歯の汚れを落とすと同時に歯の表面に凸凹を作っていたんです。
研磨剤を使って台所のシンクを掃除するようなものです。一時的にきれいになりますが、すぐに汚れがつきやすくなってしまいます。
振動の少ないものは、1000円程度で購入できる安いものもありますが、
普通の歯ブラシが動いているだけです。自分で歯ブラシをがんばってうごかすのとあまり大差ありません
振動の速いものは音波式電動歯ブラシや超音波式電動歯ブラシと言って、細かな気泡が勢いよくたくさん出て
ブラシの届かない歯間の汚れも落としやすくなります
これがまさに電動歯ブラシを使う大きなメリットです!
音波式電動歯ブラシでもアシスト型と言って振動数が少なく、自分の手も動かす必要があるものもあります
振動数が少ないため、歯垢除去効果は若干低めです
(ポケットドルツはアシスト型)
振動数によって種類が分類されます 値段も同じく上がります。
普通の電動歯ブラシ < アシスト型音波式 < 音波式電動歯ブラシ
せっかく電動歯ブラシを購入するなら、
音波式電動歯ブラシのよいもの!!をおすすめします(お値段もしますが…)
それでは実際に販売している電動歯ブラシで特徴をみていきましょう!
音波式電動歯ブラシの二大巨頭と言えば、フィリップスのソニッケアーとブラウンのオーラルBです。ハミガキネットでは、フィリップスのソニッケアーをおすすめしています。
やっぱり電動歯ブラシの性能って気になります。
ハミガキネットおすすめの電動歯ブラシ、ソニッケアを大特集中です!
電動歯ブラシや歯ブラシの当て方がキツすぎたり、矯正治療や咬む力・喫煙が原因で歯ぐきが下がってしまうことがあります。
このような場合、放置しておくと歯がしみてしまう原因(知覚過敏)になってしまったり虫歯や歯周病の原因になることもあります。
歯ぐきが下がってしまった状態を専門用語で歯肉退縮と言います
電動歯ブラシがいかに短時間で歯についた汚れやプラークを短時間できれいにすることはいえ、歯と歯の間の汚れや細菌を落とすのには十分ではありません
歯と歯の間の汚れを落とすには、1日1回歯間ブラシやフロスなどで電動歯ブラシでも落とせない汚れを落としてしっかりと虫歯予防をすることが大切です。
リハビリ病棟にいらっしゃる患者さんの中には、脳血管の損傷による麻痺から歯がうまく磨けない方が多数いらっしゃいます。
脳血管障害の後遺症で利き手が使えなくなってしまったり、握力が弱くなってしまったり、細かい部分が十分に磨けなくなってしまった患者さんには電動歯ブラシが非常に有効です。
患者さん自身が上手に扱えるようになる為に、使用方法や正しいブラッシング方法を練習してもらいます。
また、うまく扱えないうちは手用歯ブラシで仕上げ磨きを行うことも大切です。
最近では、脳血管疾患患者さんで、なかなか手用歯ブラシでの口腔ケアが難しい方への電動歯ブラシの使用が積極的に勧められています。
リハビリ病棟で電動歯ブラシの使用が勧められるのは以下のような患者さんです。
・片麻痺により利き手交換を行った患者さん
・ブラッシング圧が弱い患者さん
・細かい歯ブラシ操作が困難な患者さん
・握力が弱い患者さん
今日は子供用の電動歯ブラシ、「ソニッケアーキッズ」のご紹介です!
「ソニッケアーキッズ」は、4歳以上の子供用の電動歯ブラシで、大人用とは違った機能が搭載されています。
特長として、
・振動が優しい
・ブラシの背中がラバー製で当たりが柔らかい
・ブラッシング時間をメロディーでお知らせ
・パネルの着せ替えが可能
このように子供用の電動歯ブラシならではの機能が満載されていて、「ソニッケアーキッズ」を購入してから子供が自分から歯磨きをしてくれるようになった!という声をよく頂きます。
歯を生涯にわたって使っていく為に、虫歯や歯周病にならないようにケアするのは子供の頃から非常に大切なことなのです。
詳しくは 電動歯ブラシの選び方コチラへ
ソニッケアーは2分間のブラッシングを推奨しています。
2分間で上下左右計28歯の表面を磨くには…
歯の噛む面、表側、裏側、1歯の1面につき
約2秒間電動歯ブラシを当てればよいことになります。
これより短すぎるとプラークの除去が甘くなり虫歯や
歯周病予防が不十分になります。
また、極端に長いと歯を傷つけてしまう原因にもなります。
今日は、電動歯ブラシを使う時に歯磨き粉を使った方がいいの?使わない方がいいの?という疑問にお答え致します。
電動歯ブラシは振動数が多いので、研磨剤の多く含まれている歯磨き粉を用いると歯が摩耗してしまいます。
電動歯ブラシを用いる際には歯磨き粉を用いないか、それでもやっぱり使いたい方は低研磨性の歯磨き粉やジェルタイプの物をオススメします!
もしくは、電動歯ブラシで何も使わずに一通り磨いた後に手用歯ブラシに歯磨き粉をつけて磨くのもオススメです!
低研磨性の歯磨き粉をオススメします!
今日は、電動歯ブラシをお使いの方が陥りやすい勘違いと注意点をお教え致します!
①手用歯ブラシのように自分で本体を動かさない
②歯磨き粉は使わない、使うなら低研磨性の物を
③適切なブラッシング圧(ブラシが広がらない程度)
④ブラシの毛先全体を歯に密着させる
これを守るだけでも劇的に電動歯ブラシの効果はアップします!
詳細については当サイトで今後アップしていきます。
電動歯ブラシは、
①高速運動電動歯ブラシ
②音波歯ブラシ
③超音波歯ブラシ
の3種類に大別されます。
どの電動歯ブラシが自分に合っているかお悩みの方も多いのではないでしょうか?
超音波式電動歯ブラシは、スイッチを入れると1.6MHzの超音波が発生し超音波の発生によりプラークを除去します。
しかし、超音波によるプラークの除去はあくまで補助的な作用の為、超音波式電動歯ブラシは手用歯ブラシと同様に小刻みに自分で動かさなければいけません。
扱いは、音波式歯ブラシの方が使いやすいとい言われています。
電動歯ブラシは、
①高速運動電動歯ブラシ
②音波歯ブラシ
③超音波歯ブラシ
の3種類に大別されます。
どの電動歯ブラシが自分に合っているかお悩みの方も多いのではないでしょうか?
音波式電動歯ブラシは、リニアモーターを使用することにより、毎分約3万回の振動を発生させてプラークを強力に除去します。
音波振動から発生するきめ細やかで強力な水流が、手用の歯ブラシや高速運動電動歯ブラシよりも強力に歯についたプラークを除去します。
音波式電動歯ブラシを上手に使用するコツは
・ブラシは自動で動いているので自分ではブラシを動かさない
・水流を発生させる為に、口の中やブラシをよく濡らしておくことが大切です